【費用編】四国一周サイクリングはいくらかかる?項目別に全て解説します

少し時間が空きましたが、四国一周サイクリングについて書きます。テーマは使ったお金について。

四国一周を計画するときに真っ先に気になるのがお金のことですよね。

今回の記事では実際に四国一周を達成した私が、何にどれだけお金を使ったのかを丁寧に解説するので参考になれば幸いです。

四国一周サイクリングの費用に対する私のスタンス

私は学生であり、正直お金もあまり持っていません。アルバイトはしていますが、学業優先の生活ですし、学生のうちはそんなに働かなかていいかな〜という考えの持ち主です。

ですから四国一周サイクリングはぜひやりたいですが、できるだけお財布に優しく達成しようと試みました。

ざっくりと旅の概要を説明するとこうなります。

  • スタートの高松までは羽田から飛行機で行く。帰りも同様
  • 日程は6月の15日間
  • 走行距離合計は約1100km(四国一周1000キロルート+女木島)

ルートや持ち物の詳細は過去の記事をご覧ください。

自分のこの旅でのお金の使い方に対する姿勢、ポリシーは次の通りです。

  • 宿泊費はできるだけ節約する
  • 食費はケチらない、現地の美味しいものを食べる

私は割とどこでも寝れる人間なので、寝る場所に贅沢は求めませんでした。反対にせっかく四国を巡るのだから、現地の美味しいものは多少お金がかかっても食べようと決めました。

この考えのもと、実際に何にどのくらいお金を使ったか、包み隠さずお話しするのでぜひご覧ください!

四国一周サイクリング トータルの出費は113,643円

費用の合計と内訳は以下のようになりました。

合計113,643円という結果になりました。

いかがでしょうか。高いと感じますか?安いと感じますか?

個人的には四国一周を通して忘れがたい最高の体験が出来たので、この金額には納得しています!

これでは高すぎる!と思った方はここからの解説を読んで、削れそうな部分がないか考えてみてください。

四国一周サイクリング 全日程・項目別の費用一覧

全日程の日別・項目別の費用を表にしました。

日程日付地点走行距離(km)宿泊先宿泊費(円)食費(円)入浴(円)洗濯
(円)
観光
(円)
飛行機・フェリー(円)その他(円)合計(円)
1日目5/31高松空港~徳島109.84快活クラブ 徳島大学前店1,8483,3450×飛行機6,970円チェーンオイル990円13,053
2日目6/1徳島~海陽町(宍喰)102.52ゲストハウスふくちゃん3,3003,5600400お土産2,660円9,920
3日目6/2大雨で連泊03,5001,5210×5,021
4日目6/3海陽町~高知146.67快活クラブ 高知中万々2,0383,26904005,707
5日目6/4高知~土佐久札64.61ゲストハウス恵-kei-3,3005,8980100高知城420円9,718
6日目6/5土佐久札~中村116.48四万十川キャンプ場03,980銭湯休業日で入れなかった300ゆうパック1,380円、ガス管・虫よけ1,515円7,175
7日目6/6中村~柏島(大月町)114.18柏島旅館 山文3,6003,1050円3007,005
8日目6/7柏島(大月町)~宇和島92.84Dear U うわじまゲストハウス3,5001,9060円1005,506
9日目6/8宇和島~松山113.68シナモンゲストハウス道後3,0002,243道後温泉本館460円コインランドリー600宇和島城200円道の駅バス1,090円、充電ケーブル1,760円9,353
10日目6/9松山~今治45.6鴨池海岸公園03,293喜助の湯650円×シリカゲル99円4,042
11日目6/10連泊003,640水シャワー0円×3,640
12日目6/11今治~西条42.66エクストールイン西条駅3,2002,7230円コインランドリー3006,223
13日目6/12西条~観音寺60.45一の宮公園キャンプ場1,0501,710琴弾回廊850円×3,610
14日目6/13観音寺~女木島(高松)90.01女木島野営場03,0500円(水シャワー)×フェリー1,420円4,470
15日目6/14女木島(高松)~高松空港28.0501,4880円×鬼ヶ島大洞窟600円、高松城跡200円、栗林公園410円飛行機6,970円段ボール220円、駐輪場100円、お土産7,932円、ゆうパック1280円19,200
1127.72,833644,7311,9602,5001,8301,53601,892611,3643
1日平均75.1818892982130166122102412617,576

15日間の旅だったので1日平均75,76円くらい使ったことになります。

お金の払い方

旅中の財布に現金は3万円くらいしか入れていませんでした。他にはクレカとキャッシュカードを入れています。

使えるかは店によりますが、基本的にはQRコード決済(au PAY・メルペイ)もしくはクレカを使いました。

コンビニはもちろん、道の駅でも使える場所が多かったですよ!

現金払いは最終手段です。毎回ATMで引き出すのは面倒で手数料ももったいないです。

おかげで大金を持ち歩くリスクを抑えて、支払いも素早くできました。

支出の管理はマネーフォワード」というアプリを使っています。au PAYやクレカでの決済を自動で家計簿に反映してくれるので便利ですよ!

記録を取っておいたおかげでこの記事も比較的楽に書くことができました。

項目別に解説

ここからはお金を使ったジャンルごとに内容を見ていきます。

宿泊費 28,336円

合計:28,336円

1日平均:1,889円

宿泊費はキャンプをメインとすることで節約する計画でした。機器の充電のために3日に1回くらいはゲストハウスやネットカフェに泊まります。

しかし旅の前半は雨が多くキャンプを諦めました。特に徳島と高知の県境付近では線上降水帯が発生し、とても走れる状況ではなかったので同じ場所に連泊しました。

1日平均で1,889円なので結構抑えたほうではないでしょうか。

多くのゲストハウスにお世話になりましたが、どこのオーナーさんも優しくて、お部屋も快適でした!

快活クラブにも泊まりました。

結局初めてキャンプをしたのは、6日目の四万十川キャンプ場でした。無料で泊まれるのは嬉しい。

あとは今治の鴨池海岸公園や観音寺の一ノ宮公園キャンプ場、女木島野営場所でキャンプしました。自然の近くで眠るのも楽しいです。

食費 44,731円

合計:44,731円

1日平均:2,982円

全体の出費の1/3以上を占めたのが食費です。冒頭で書いたように食事に関しては、惜しむことなくお金を使いました。

朝昼晩の3食はもちろん、途中の道の駅やコンビニでも食事をしました。

自転車旅では莫大なエネルギーを消費しますので、しっかりと食事を取ることが欠かせません。また、ときには何十キロと何も無い道や、つらい登り坂を進まなければいけないことがあります。

そんなときにモチベーションになるのが私の場合は食事なのです。現地の名産を食べるのも楽しいです。

四国は本当に美味しいものが沢山ありました!!

キャンプでは自炊することで少し節約になったかと思います。

入浴代 1,960円

合計:1,960円

1日平均:130円

基本的にゲストハウスやホテルにはお風呂があるので、入浴代がかかるとしたら入浴施設が無いキャンプ場を利用するときです。

そういう場合は近くの温泉に入ります。

四万十川キャンプ場に泊まったときは、近くの銭湯が定休日のためお風呂に入れませんでした。リサーチ不足です。辛かったです。

一日中自転車を漕いで汗をかいた体なので、必ずその日の終わりには体を洗いましょう。疲労の回復にも影響します。

疲れた後の温泉は最高ですよね!

洗濯代 2,500円

合計:2,500円

1日平均:166円

洗濯は2日に1回で済むように衣類を持って行きました。特に予備のサイクルジャージとビブショーツは用意して正解でした。

ゲストハウスでの洗濯はお金がかかりますが、コインランドリーより安く済ませることができます。

観光費用 1,830円

合計:1,830円

1日平均:122円

自転車を漕ぐだけではつまらないので、立ち寄りたい観光スポットがあったら行ってみます。

お金がかかった観光スポットは以下の通りです。

城が好きなのかもしれない笑

交通費無料で観光スポットを巡れるなんて自転車旅は最高です!

飛行機・フェリー 15,360円

合計:15,360円

もちろん旅の移動は自転車ですが、四国までのアクセスや島に渡るために飛行機とフェリーを利用しました。

【飛行機】羽田空港高松空港

四国へのアクセスは羽田から飛行機を使いました。帰りも同様です。

JALのスマイルキャンペーン期間を狙って格安で予約することが出来ました。片道6,970円です。

JALANAなら輪行しても追加料金がかからないので、ぜひキャンペーンの時期を狙ってみてください!

【フェリー】高松⇆女木島

四国一周を終えて高松に戻ってきましたが、まだ日が余っていあたので高松の北、瀬戸内海に浮かぶ女木島に遊びに行きました。往復料金は740円です。

別料金(往復680円)がかかりますが、自転車も分解せずに持ち込み可能です。

島は冒険感があって楽しいです。

その他 18,926円

合計:18,926円

平均:1,261円

その他の費用として、お土産・荷物の郵送費・郵送できない道具の購入費などがあります。

事前の天気予報で前半はキャンプを諦めていたので、キャンプ道具は6日目で通る四万十川キャンプ場近くのコンビニに送っていました。

帰りも同様にもう使わない道具は家に送りました。これによって飛行機の荷物を規定重量以内に抑えるとともに、帰りの羽田空港から自宅までの自走を身軽にすることができました。

ガス缶やチェーンオイルなどは郵送で事前に送ることができないので、現地で購入しました。

他にも細々した支出はありますが、些細な金額ですし、説明が長くなってしまうので割愛します。

結論【四国一周サイクリングは最低10万円くらいあればOK】

いかがでしたか?

私の場合は前半にキャンプができなかったり、贅沢な食事をしたりしたので11万円ほどかかりましたが、もっと切り詰めれば10万円以内で納めることも十分可能なのではないでしょうか。

人それぞれお金をかけたい部分は違うと思うので、自分の価値観をもとにお財布と相談しながら旅を楽しめればいいですね!!

それにお金に関係なく四国一周サイクリングは最高でした!!

ぜひ多くの人にトライしてもらいたいです。このブログがその挑戦に少しでもお役に立てれば嬉しいです!

それでは良い旅を!