【13・14日目 稚内・利尻島一周】東日本縦断サイクリング

今日は東日本縦断サイクリング13・14日目、利尻島一周と帰りの稚内での旅路を振り返ります。東日本縦断サイクリングの振り返り記事もこれで最後になります!

昨日で日本最北端の宗谷岬までたどり着きました。詳しくは前回の記事で書いてます。

走行距離やルート、日程などはこちらで紹介しています。

持ち物はこちらで紹介しています。

かかった費用はこちらで解説しています。

【Stravaデータで紹介】ルート・走行距離・獲得標高

13日目は利尻島を一周します。日帰りで行って稚内のゲストハウスに宿泊します。

【振り返り】

ここから時系列順に旅を振り返ります。

13日目

台風の接近

昨日で最北端の宗谷岬に着いたわけですが、もう1つなんとしても行きたかったのが利尻島です。北海道を北上するにつれて大きくなっていく島の影を見てその気持ちは強くなりました。

島ってなんだかワクワクします。

本当なら利尻島で一泊し、明後日の朝にフェリーで帰ってきて午後に飛行機で帰る予定でした。しかし明後日は稚内に台風が接近しており、フェリーが動くのか怪しかったです。

なので日帰りで利尻島を一周することにしました。7時のフェリーで向こうに9時に着き、17時半のフェリーで帰ってきます。

利尻島一周は60km程度だったので、そこまで無理なく達成できるだろうと考えました。

ちなみに今日も天気は微妙です。

ハートランドフェリー利尻島

朝一の7時のフェリーに乗るために、早起きしました。4時半に起床し、5時半過ぎに宗谷ふれあい公園を後にします。キャンプ場からフェリー乗り場までは10kmほど離れています。

6時にフェリーターミナルに着いたころにはすでに雨がポツポツ。

チケットの販売機がありましたが、自転車を持ち込むためには窓口に行く必要がありました。

同じく自転車を持ってきていた人がいたので待ち時間に話しました。その人は以前に沖縄一周をしたことがあるそうで、話を聞いているとめちゃくちゃ行きたくなりました。

係の人に自転車を渡してフェリーに乗り込みました。

船内はこんな感じ。2等席です。

今回は船酔いは大丈夫でした笑

到着そして大雨

2時間で利尻島の鴛泊港に到着しましたが、外はかなりの大雨です泣

ペシ岬がお出迎え

フェリーから降りるときにペシ岬が見え、その迫力にびっくりしました。帰りに寄ることにします。

朝ごはんをまともに食べていなかったので、フェリーターミナル周辺にあるお店に入ることにしました。

さとう食堂で海藻ラーメンをいただきました。これでもかというくらい海藻が入っていました。

利尻島一周開始!

ラーメンを食べ終わっても雨の勢いは変わらずだったので、しぶしぶ島一周をスタートしました。

半時計回りで行きます。島一周のルートは「利尻・彩くるロード」に従いました。サイクリングロードと通常の道路を乗り継いで行くルートです。

スタート直後は雨で嫌になりました。利尻富士もまるで見えませんでした。

徐々に雨が弱まり、11時半ごろにはついに止みました。ほんとよかった。

海に突き出た「きたのいつくしま弁天宮」がありました。

1/3周くらいの地点には湧水がありました。美味しいお水です。

相変わらず利尻富士のてっぺんは見えず。

晴れた日に来たかった!切実に。

南浜湿原にはまさかのサイクルラックと空気入れが置いてありました。ありがたく使わせていただきます。

オタトマリ沼

13時ごろにオタトマリに到着しました。すでに半周を終えました。

相変わらず利尻島富士は雲隠れ。

とても大きな沼です。お店でお茶のソフトクリームを食べて再び出発します。

寺嶋菓子店

続いて利尻プリンで有名な寺嶋菓子店に行きました。お店のおばあちゃんが優しい方でした。

プリンとフルーツロールをいただきました。うますぎ!

店の外にベンチがあったので座って食べれました!プリンの瓶を返却すると10円返ってきました。

ちょうど2/3を走り終え、島一周も終盤を迎えます。序盤の雨もあって意外と疲れた。

サイクリングロード頂上へ

サイクリングロードの後半は森の中を登りながら、いくつかの橋を渡る道でした。

こんな感じで突然サイクリングロードが始まる

登りはそこまで大変ではありません。

橋を通過していきます。

この天気ですから他の自転車は一度も見ませんでした。

頂上に到着しました。休憩所がありました。

特に休むことなく下っていきます。

無事一周を達成してフェリーターミナルに戻ってきました!時刻は15時。

まだ時間があったので、17時半のフェリーに間に合うようにペシ岬と夕陽ヶ丘展望台に行って帰ってくることにしました。

ペシ岬

まずはペシ岬です。フェリーターミナルの近くにあります。

調べてみるとあそこに登れることがわかったので興奮しました。

入り口は建物の前の細い道にあるので、少しわかりにくいかもしれません。自転車を置いて行きました。

登って行きます。

かなり急な坂道でした。

無事頂上に到着。なんて景色だ!

これは来てよかったです!

下りるときはもう一つの比較的勾配が緩やかな遠回りの道を選びました。

フェリーの時間に間に合うように急いだので、所用時間は30分ほどでした。

夕陽ヶ丘展望台

続いて夕陽ヶ丘展望台に向かいます。こちらはフェリーターミナルからは少し離れています。

麓に大きな駐車場がありましたが、自転車を止めるような場所は無かったので、地面に倒して置きました。

登っていきます。

やはり利尻富士は拝めず。

10分もかからずに登りきりました。

まだフェリーまで時間があったので、セイコーマートのイートインで時間を潰しました。

17時ごろにはフェリーのチケットを買って稚内に戻りました。

稚内へ帰還

稚内に着いたのは19時半でもう暗くなっていました。

今晩はフェリー乗り場から近くの無料キャンプ場、稚内森林公園キャンプ場に泊まる予定でした。しかしご覧の通り外は暗くなっており、キャンプ場も結構な登り坂の上にあるらしいです。島一周で疲れ果て、これからテントを設営する元気が無かったので宿を探すことにしました。

調べてみると近くに今からでも予約できるゲストハウスがあったのでそこに決めました!

ゲストハウス モシリパへ

見つけたゲストハウスは「ゲストハウス モシリパ」。バイク乗り御用達のゲストハウスのようです。

20時ごろにチェックインしましたが、すでに多くの人で溢れていました。酔っ払ったバイク乗りの方々が楽しく談笑してました。

ゲストハウスは四国一周のときにたくさん泊まりましたが、ここも綺麗で良いところでした!

シャワーを浴びてからコンビニで買ったごはんを1階のラウンジで食べました。

部屋は2階で、2段ベッドの上で寝ました。

14日目(最終日)

起床、飛行機飛ぶか?

東日本縦断サイクリング最終日の朝が来ました。

6時半に起床し、そのままベッドの上でANAのホームページを確認しました。すると...予約している15時便が台風で飛ばないかもしれないと発表されていました。1つ前の13時の便に空きがあるようだったので、急いでそちらに変更しました。

ということで、予定を早めて帰ることにしました。帰るまでにやることは3つあります。

まずはお土産を買うこと。次に荷物をある程度郵便局で送ること。そして空港で自転車を分解すること。

飛行機に乗り遅れるといけないので、さっそく動き始めます。

お土産を買う前に寄った防波堤ドーム

お土産購入

ゲストハウス近くのキタカラというショッピングモール内にあるワッカナイセレクトでお土産を買いました。

8時半から営業していました。家族や友達のお土産を買いました。

続いて9時に稚内郵便局に行き、もう使わないキャンプ道具や衣類、お土産を自宅へ送ります。120サイズの段ボールを購入し、ゆうパックで2000円くらいで送りました。これで輪行と羽田から自宅までの自走が楽になります。

稚内空港

輪行に手こずるといけないので、早めに空港に向かいました。一昨日宗谷岬に行くときに通った道を北上します。10時半に空港に着きました。

稚内空港はこんな感じ。

案の定、輪行袋に上手く自転車が入らずに時間がかかってしまいました。

それでも早めに着いていたおかげで、分解を終えたあとは空港のレストランでごはんを食べる時間がありました。

さよなら北海道

名残惜しいですが、素敵な旅をさせてくれた北海道に別れを告げました。飛行機は出発時刻が少し遅れましたが、無事飛びました。

15時半に羽田空港に着き、自宅まで3時間くらい漕いで帰りました。いやー、関東暑い。

感想

ついに旅が終わってしまいました。本州では暑くて大変な日が多かったですが、北海道では心地よい気候で過ごすことができました。そして北海道の自然のスケールの大きさには感動しました。いつか北海道一周もしたいな!

日本最北端到達という目標を達成できたことは大きな自信になりました。また色々な場所を旅したいです!

東日本縦断サイクリングの振り返りは以上になります。これからも自転車旅の情報を更新していきますのでよろしくお願いします!