【埼玉〜宗谷岬+利尻島】東日本縦断サイクリングの持ち物をわかりやすく紹介

こんにちは!みっちゃりです。

今回は埼玉から日本最北端の宗谷岬までの自転車旅に持って行ったものを紹介します。

ルートや走行距離の情報は前回の記事をご覧ください。

持ち物選びのポイントとしては以下が挙げられます。

  • 日数は8月はじめの2週間
  • 走行距離合計は1300km
  • 真夏の本州と涼しい北海道という気候の違う場所を走る
  • 宿泊は本州ではネットカフェ、北海道ではキャンプにすることでお金を節約
  • キャンプでは自炊する

この記事ではこれらを踏まえた持ち物を紹介していきます。

車体とパッキングの紹介

まずは車体から

自転車はいつもの相棒、TREK Domane AL2です。これからもこの自転車で色んな場所に行きたい。

この自転車のお気に入りポイントは

  • アルミで丈夫
  • 長距離ライドでも疲れにくい構造
  • ダボ穴が多く拡張性が高い

何とも旅向けの自転車です。あと色がかっこいい。

パッキングについて

パッキングはこのようになりました。上の写真を見てわかるように今回はキャリア+パニアバッグ・ハンドルバーバッグ・トップチューブバッグがメインの収納です。

  • パニアバック(オルトリーブ 左右合わせて40L)
  • キャリア(Bontrager)
  • ハンドルバーバッグ(TOPEAK 8L)
  • トップチューブバッグ(Bontrager 0.8L)
  • 小型サドルバッグ(SHIMANO Pro, 0.6L)
  • ボトルケージ ×2(TOPEAK、ゼファール)
  • ボトル ×2( ELITE FLY 550mL、CAMELBAK 620mL)

四国一周のときはパニアバッグの代わりに、大型のサドルバッグ・フレームバッグ・フロントフォークケージを使っていました。

しかし、私の自転車はフレームが小さいためサドルバッグの干渉に気を使わなければならないことや、物が取り出しづらいこと、そもそも収容量がやや不足することから今回はパニアバッグを採用しました。

この変更のおかげで、パッキングに関しては本当に快適でした。

左右の重量バランスさえ注意すれば大雑把に荷物を詰め込めば良いので、サドルバッグのように細かい配置を考える面倒くささがありません。

右のパニアにはキャンプ道具、左にはそれ以外という感じで収容していました。

パニアバッグの選び方

今回の旅のためにオルトリーブのバッグローラーシティを購入しました。商品の選定のためにネットで情報を調べましたが、お金があるならオルトリーブ一択であるという意見が多いことがわかりました。

その理由としては、商品の丈夫さ・圧倒的な防水性能・取り外しやすさなどが挙げられます。

ですがやはり、お値段はなかなか高い。できるだけお金を節約したい学生なので迷いました。

他に候補として考えたのは、オーストリッチやROCKBROSのパニアバッグ。オーストリッチは防水性が悪いのですぐに候補から外れました。ROCKBROSのほうは防水性も良さそうで、容量も十分。何より価格がオルトリーブの半分以下です。

今までの自分なら安さをとってROCKBROSを買っていたでしょう。しかし個人的にオルトリーブに憧れがあったことや、この先自転車旅をするうえで長いこと使っていくであろうことを考えて今回は奮発してオルトリーブを買いました。

おかげで愛着は人一倍です。買わなかったROCK BROSのほうも性能が気になるので、もし持っている方がいたらコメントで教えていただけると嬉しいです!

今回購入したオルトリーブ「バックローラーシティ」

肩掛け紐などが付いた上位製品「バックローラークラッシック」

今回迷ったROCKBROSのパニアバッグ。安い

その他のバッグ紹介

キャリア Bontrager BackRack Deluxe MIK

  • アルミ製で軽い
  • Domaneに簡単に取り付けが可能
  • オルトリーブとの相性も良かった

ハンドルバーバッグ TOPEAK フロントローダー8L 

  • ハンドルバーバッグには輪行道具や予備の衣類など、使用頻度が低いものを収納
  • 取り付け方によっては変速ワイヤーに影響が出るので注意

トップチューブバッグ Bontrager Adventure Top Tube Bag

  • モバイルバッテリーを収納。チャックに少し隙間を開け、充電コードを出してスマホを充電できる
  • Domaneのトップチューブ上のダボ穴にボルトで取り付け可能で固定力が強い

小型サドルバッグ プロ(PRO) コンビパック

  • 携帯工具とそれを入れる小型サドルバッグのセット
  • キャリアが付いていると取り付けづらい&取り出しづらいが、頻繁に使うものではないので問題ない

ボトルケージ

夏場なので持ち運べる水分量を多くするため、ボトルとケージは2つずつ持っていった。

バイクパッキングではフレームバッグを使用するため、ケージが1つしか付けられなかったが、パニアバッグスタイルでは2つ取り付け可能。

ゼファール(Zefal) ボトルケージ パルスZ2 [Pulse Z2] ブラック
  • ダウンチューブに取り付け
  • 横からボトルが抜きやすい構造なので、素早い水分補給が可能
  • ↑の写真ではボトルが窮屈に見えるが、横から問題なく抜くことができる
ボトルケージ TOEAK モジュラー ケージ II

ボトル

キャメルバック(CAMELBAK) 自転車用保冷保温ボトル ブラック 620ml[21oz] ポディウムアイス 保冷効果4倍
  • 水分補給がメインのボトル
  • スポドリの粉を溶かして入れた
  • 正直、炎天下では保冷機能は微妙
ELITE FLY MTB TEX ボトル 550ml グレー
  • このボトルには水を入れた
  • 水分補給の予備や水浴びに利用
  • 蓋付きで汚れにくい
  • こちらも保冷機能は微妙

持ち物

ここからは持ち物について紹介していきます。

ここでもう一度、今回の荷物選びのポイントを載せておきます。以下はこれらを踏まえた持ち物一覧になります。

  • 日数は8月はじめの2週間
  • 走行距離合計は1300km
  • 真夏の本州と涼しい北海道という気候の違う場所を走る
  • 宿泊は本州ではネットカフェ、北海道ではキャンプにすることでお金を節約
  • キャンプでは自炊する
  • 帰りは飛行機輪行

持ち物一覧は以下の通りです。商品のリンクも貼っておきます。

輪行道具

帰りは稚内空港から輪行するため、輪行用具も持って行きます。

輪行道具とメンテナンス道具は写真左上のダイソーのポーチにまとめて収納した

  • 機械式ディスクブレーキの輪行道具。油圧式の場合は別途ダミーローターが必要
  • キャリアも調整すれば輪行袋に入れることができた
  • ANAの自転車の扱いが丁寧であるという事前情報や、道中持ち運ぶことを考えて生地が薄いが携帯しやすい輪行袋をチョイス
  • 定番のOSTRICH製品が中心
  • ローターカバー(紫色)はスプロケットカバー(青色)と間違えて汚れないようにするために、異なる色があり、2枚でOSTRICHより価格の安いR250をチョイス
メンテナンス道具
  • 携帯工具
  • 予備チューブ2
  • 携帯ポンプ
  • タイヤレバー3
  • チェーンオイル(ダイソーの小さな容器に入れた)
  • チェーンクリーンシート
  • ゴム手袋
  • 自転車屋が無い区間もあったので、予備チューブは2本持っていった
  • 3~4日に1回もしくは雨の次の日にはチェーンクリーンシートとオイルを使ってメンテナンスするようにした
ウェア

  • ライド中の服装は、ヘルメット・サングラス・ビブショーツ・半袖アンダー・サイクルジャージ・サンダルが基本
  • 基本サンダルなので靴下はほとんど使わなかった
  • ビブショーツ・グローブ・サングラスはAmazonで格安のものを購入。初心者の自分には十分だった。特にFERRYのサングラスはレンズ5種類と予備フレームもついて2350円は意味がわからない笑
  • サンダルとレインコートはワークマンが高コスパ
  • 衣類はジップロックで圧縮してコンパクトに
自転車旅中の洗濯について

基本的に毎日洗濯をして、同じセットのビブショーツとサイクルジャージを着ました。もう1セットは洗濯が出来なかった次の日のための予備です。

ネットカフェでは洗濯と乾燥が500円くらいでできるので、コインランドリーよりも安いです。

またランドリーがあるキャンプ場もあるので、事前に確認しておくと洗濯の計画が立てやすくなります。

洗剤は自動投入や用意されている場合が多いですが、念のため液体洗剤をダイソーの容器に入れて持っていきます。

キャンプ道具

できるだけ軽量で安いものたちを集めました

  • テントはNaturehikeのTagerをチョイス。重量わずか1.06kgで高品質なテントで、自転車ツーリングに最適
  • Naturehikeは中国のブランドで高コスパな商品が多くて気に入っています。
ガジェット
  • スマホ・サイコン・ライト・モバイルバッテリーなど充電すべきものがたくさんあるため、ACアダプターはポートが4つのものを使っている。安定のAnker製品。
  • 北海道では約1週間キャンプをする予定だったので、電源がないことを想定してモバイルバッテリーを2つ持って行った。結局、札幌のネットカフェや稚内マクドナルド、空港で充電する機会があったのでバッテリーに関しては問題なく帰ってこれた。
日用品
  • 財布(無印良品,1090円)
  • コンタクト
  • コンタクト洗浄液
  • メガネ
  • 歯ブラシ
  • マスク
  • 日焼け止め
  • 虫除け
  • ウエットティッシュ
  • ボディシート
  • シャンプー・ボディソープ
  • 洗濯洗剤(液体タイプをダイソーの小型容器に詰めた)
  • バスタオル
  • 手ぬぐい
  • シリカゲル
  • 輪ゴム
補給食
その他
  • チェーンロック

【参考】帰りの荷物輸送について(ゆうパックで2060円)

帰りの飛行機に積む荷物を少なくするために、ゆうパックで自宅近くの郵便局に送ります。安くて自転車旅の強い味方です。

稚内空港から羽田空港までANAの飛行機で移動しました。自転車は輪行して運びました。

荷物量的にはキャンプ道具も飛行機に積むことができたのですが、自宅から空港までの移動の身軽さや、出発前の予報から旅の前半は雨の日が多いことがわかっていたのでゆうパックで送りました。

  • 北海道から埼玉まで120サイズ(25kg以下)の段ボールで2340円
  • スマホアプリ、郵便局受け取りで280円割引
  • 発送・受け取りは全国の郵便局とコンビニで可能
  • 最短翌日到着で保管期間は1週間

北海道から埼玉まで120サイズ(25kg以下)の段ボールで2340円で送れます。

郵便局での発送限定になりますが、スマホのアプリを使って宛名ラベルを作成すると180円割引されます。

受け取り場所で郵便局を選ぶとさらに100円割引されます。

なので最安値で2060円で荷物が送れることになります。

発送や受け取りは全国の郵便局やコンビニで可能です。

ただし郵便局だと窓口が空いている時間でないと対応してもらえないので注意が必要です。

コンビニなら24時間可能なので道中のトラブルで到着が遅くなるリスクを考えると。コンビニを利用する選択肢もありです。

最短で翌日には到着して、1週間保管してもらえるのもありがたいです。

帰り道を身軽に走ることができるので大変便利です。

まとめ

ということで今回は東日本縦断サイクリングの持ち物について紹介しました。

道具は四国一周のときに一通り揃えたので、今回はそこに少しアレンジを加えるといった感じでした。

前も言いましたが一度道具を買ってしまえば、それ以降何度でも使えるのがサイクリング、そして自転車ツーリングのいいところ。

皆さんもお気に入りの装備を見つけて自転車旅を楽しんでください!

この記事が少しでも参考になれば幸いです。それではまた。