【4日目 海陽町~高知】四国一周サイクリング

今回は四国一周サイクリングの4日目について振り返ります。

この記事では...

  • 四国一周サイクリング4日目の海陽町から高知市街までのルートや走行距離を紹介
  • 筆者が立ち寄ったおすすめのスポット・グルメを紹介
  • できるだけ安く泊まれる場所を紹介
  • CHALLENGE1,000Kmプロジェクトのスタンプ設置場所を紹介

四国一周サイクリングにこれから行く予定の方の参考になったり、興味がある方に行きたい!と思ってもらえたりしたら嬉しいです。既に行ったことがある方も、思い出を振り返る感覚でご覧ください!

スタートから2日目で海陽町に辿り着き、3日目は大雨でステイ。

4日目は前日の雨が嘘のように晴れ、海陽町から高知市街を目指します。走行ルートやおすすめのスポット・グルメ、宿泊場所について紹介します。

全日程の概要や持ち物はこちらから

全日程の走行ルートや距離、宿泊場所、持ち物などは過去の記事で紹介しています。

【概要】4日目は海陽町~高知(STRAVAデータの走行記録)

室戸岬を回って高知市街まで150キロ近くのライドです。ほとんどアップダウンはありませんが、この旅で最長距離を走る1日です。

道中4か所の道の駅でスタンプを押しながら、ゴールを目指します。高知県に突入し、見どころたくさんの1日でした。

旅路レビュー

ここからは旅路を時系列順に振り返っていきます。

【ばちばちの快晴】いざ室戸岬

前日の線状降水帯による大雨が嘘のように晴れ、4日目は朝から晴れ渡っていました。

快適なゲストハウスで体力をすっかり回復し、7時ごろに出発です。

気持ちのいい天気と海

すぐにスタンプスポットである「道の駅 宍喰温泉」に着きますが、2日目に前もってスタンプを押していたため通り過ぎます。

室戸岬へ続く国道55号が大雨の影響で通行止めという情報を得て、足止めをくらうことを心配していましたが、無事解除されました!

この国道55号は個人的に四国一周サイクリングで走った中で、1番楽しかった道の1つです!!

前方に微かに見える室戸岬に向かって、左手に海を見ながらどこまでも続く道を進んでいきます。車通りも少なく、アップダウンも少ないためスイスイ走れます。

途中、鹿岡の夫婦岩(かぶかのみょうといわ)にもばっちり立ち寄りました。自然の力すごい!

【絶景】室戸岬到着

だんだんと岬の先端に近づきテンションも上がります。右手にはごつごつした岩肌が見られるようになりました。

岬の先端が近い!

そして10時ごろ、ついに到着!海陽町を出発して50キロほど走りました。

幕末志士、中岡慎太郎がお出迎えです。

駐車場に自転車を置き、展望台に登ります。写真のように像の裏手に展望台へ続く階段があります。

緑のトンネルを進んでいきます。

到着!!最高の天気と最高の眺め!

【室戸名物】ランチは金目丼

朝からほとんど休まず走っていたため少し早いランチにしました。

室戸といえば、有名なのは金目丼。Googleマップで見つけた「料亭 花月」へ。

事前に電話で入れるか確認したところ、団体客の予約があるがそれまでなら大丈夫とのこと。少し急ぎ足でお店に向かいます。

金目丼が食べられるお店がある室戸市街まで、岬から5キロくらい走ります。

11時ごろ到着。先客もぼちぼち。

立派な料亭で少し緊張しましたが、従業員の方がどこから来たのかと話しかけてくれて嬉しかったです。

食べたかった金目丼を注文。この旅一番豪華な食事だと思います。

味は、、言うまでもありません!

金目鯛の煮付けと地魚の刺身がのった金目丼
最後はお茶漬けで。うますぎる

【本日1つ目のスタンプ】道の駅 キラメッセ室戸

幸せな気分でお店を出て、本日1つ目のスタンプスポットであるキラメッセ室戸を目指します。

と、その前に「遍路の駅 夫婦善哉」でどら焼きを購入。

すぐ近くに八十八ヶ所巡りの25番札所である津照寺があり、お遍路さんが大勢いました。あの階段を登るのは大変そう。

また5キロほど進んで、すぐに「道の駅 キラメッセ室戸」に到着しました。

海の目の前にある道の駅です。海底に降り積もった砂や泥が隆起して海上に出た岩石が見られました。

お腹がいっぱいなのでスタンプだけ押して通過しました。

【古き良き】吉良川町の町並み

ほどなくして重要伝統的建造物群保存地区である吉良川町を通りました。

製炭で栄えた町だそう。レトロな雰囲気がいいですね!

【本日2つ目のスタンプ】道の駅 田野駅屋とシャーベット

次なるスタンプスポットまで15キロほど漕ぎます。何でもない山と空と電柱が映えますね。

かなり気温が上がってきてめちゃくちゃ暑かったです。13時ごろ「道の駅 田野駅屋」に到着。

サイクリングのスタンプは従業員の方にお願いすると出してくれました。

体温が上がった体が欲していたため、柚シャーベットを食べました。塩分補給もできて最高~!

私みたいにカップを押して中身を丸ごと地面に落とさないように注意してください(3秒ルールで美味しくいただきました)。

大自然を探検】伊尾木洞

続いて立ち寄ったのはこの旅一番楽しかったスポット「伊尾木洞」です。

波による侵食でできたシダが生い茂る大洞窟を探検しました。こういう場所が大好きです。

入口から最奥地にある滝を目指します。滝までは400mほどですが、足が水に浸かったり、はしごを登ったりと足元が悪いため往復で30分くらいかかりました。

足元にながれる水も相まって洞窟内はとても涼しげでした。

興奮して写真をたくさん撮ったので、写真多めでお送りします。

ご覧の通り足はめちゃくちゃ濡れます笑

こういうときに自分が履いていたワークマンのサンダルがめちゃくちゃ便利でした。入り口の案内所で長靴も貸し出しているそうです。

無事滝に到着しました。全身で自然を感じることができる本当に良いスポットでした!

【本日3つ目のスタンプ】安芸観光情報センター

予想外に伊尾木洞に長居してしまいました。少し進んで次のスタンプスポット「安芸観光情報センター」に立ち寄ります。

ここは改修工事中の「道の駅 大山」の代わりのスタンプスポットです。

大河ドラマ龍馬伝」のセットが飾られていました。あと、いかつい水道がありました。

前日にスーパーでまとめ買いした羊羹を補給して15:30ごろ出発します。小さい頃から羊羹は大好きです。

【名所がたくさん】安芸自転車道

この日最後のスタンプスポットに向かう道は安芸自転車道

海の近くと緑の中を走る道でした。車が通らないのも嬉しい!

所々、工事のために迂回経路が設定されていました。

写真スポットとなる展望台がいくつかありました。

先客がいました
お龍君枝姉妹像

自転車は安芸から香南まで18キロ続きました。

【日本最古の掘り込み港】手結港可動橋

安芸自転車道を出て行ったのは「手結港可動橋(ていこうかどうきょう)」。

港に船が出入りする際に橋がそり立ちます。昔、ダイハツのCMで有名になったそうです。

遠目から見ても目立っていました笑

自分が到着していたときは、橋がそり立っていました。1日のうち7時間くらいは通行できる時間帯があるみたいです。

実際に近くに来てみると凄い迫力でした!

【本日4つ目のスタンプ】サイクリストに優しい「道の駅 やす」

続いて本日最後のスタンプスポット「道の駅 やす」に寄りました。

お店やビーチ、公園がある非常に大きな道の駅でした。スタンプはお店の外に置いてありました。

また空気入れや工具の無料貸出しをしていました。出発してから今まで空気を入れていなかったので、ここで入れさせてもらいました。

他にもチューブやCO2ボンベも販売していました。

このあとは、ゴール地点の高知市街へ桂浜を回って行く予定だったのでまだ40キロほど残っていました。

ここで一旦エネルギーチャージすることにしました。

美味しそうなものがたくさんあったのですが、お弁当とかぼちゃプリンを選びました。海が眺められる良さげな休憩場所で食べました。

出発したのは17:30。今日のゴールは遅い時間になることを覚悟しました。

【夕暮れと満月】桂浜

20キロほど走って桂浜に到着です。種崎から浦戸に架る浦戸大橋は道幅が狭く、自転車で渡るのは怖かったです。

浦戸大橋。歩道は激せま

駐車場に自転車を置いて桂浜を散策しました。

写真の奥に小さく海津見神社(龍王宮)が見えます。このあとそこまで歩きました。

いい景色ですね。

有名な龍馬像がありました。かっこいい。

浜に降りて龍王宮を目指します。

日が落ちてきて静かな時間が流れていました。

この日は満月で、その場にいる人はみんな月を眺めていました。

19:30ごろに桂浜を発ち、気力を振り絞って残り15キロくらい走ります。

【本日の宿】快活クラブ高知中万々

21時近くに「快活クラブ高知中万々店」に到着。高知市街からは少し離れたとこにあります。

すぐにシャワーを浴びて、ごはんを注文しました。洗濯も回しました。

1泊2000円くらいです。

まとめ・次回予告

ということで今日はこの旅最長となる150キロを走破しました。前日に大雨で余分にステイしたためか、体力的には余裕を持ってゴールできました。

室戸岬伊尾木洞、桂浜など色々行きましたね。この旅のハイライトで真っ先に思い浮かぶ1日でした。

明日は打って変わって60キロくらいしか走りません。朝はゆっくり起きて高知観光をします。昼ごろに出発して土佐久礼を目指します。

なのでこの夜は漫画を読んだり、動画を見たりと寝落ちするまで夜更かししてしまいました。

次回は高知観光の様子と土佐久礼までの道のりを振り返るのでお楽しみに!