【10日目 札幌〜小平町】東日本縦断サイクリング

旅中にメモしていたおかげで、振り返り記事がスムーズに書けます。四国一周のときもやればよかった!四国のほうは更新止まってますが必死に思い出して書きます!

今日は東日本縦断サイクリング10日目、札幌から留萌郡小平町までの旅路を振り返ります。

一昨日で札幌までたどり着きました。詳しくは前回の記事で書いてます。

走行距離やルート、日程などはこちらで紹介しています。

持ち物はこちらで紹介しています。

かかった費用はこちらで解説しています。

【Stravaデータで紹介】ルート・走行距離・獲得標高

10日目は札幌の快活クラブから留萌郡小平町を目指します。この日のゴール地点は小平町望洋台キャンプ場です。

【振り返り】

ここから時系列順に旅を振り返ります。

体調回復、出発

昨日は1日体調不良で休んでいましたが、午後には回復してきていたので今日は進もうと決めました。

5時半に出発するつもりが、寝坊して快活クラブを出たのは7時半でした。体の様子を見ながら進んでいきます。何もなければ145km漕ぎますが、またぶり返したらどうしようか少し不安でした。

これは杞憂だったようで、体もしっかり動いてくれました。あ、でも一度溝にはまって転倒しかけた。

遠くの山々を見てテンションが上がります。

コンビニで朝ごはんを買いました。

さくさく進み札幌を抜けます。

冒頭で紹介したように、内陸部を通って北竜町のひまわり畑に寄ってから日本海側に出ます。

道の駅 つるぬま

11時ごろ「道の駅 つるぬま」に到着しました。

この時点でだいぶ暑かったです。想像していた北海道と違う...

写真を撮り忘れましたが、アイスコーヒーとソフトクリーム(たしかニンジンとぶどうのミックス)をいただきました。

12時ごろまで日陰で休み、覚悟を決めて再び漕ぎ出します。

道の傍に馬がいました。想像していた北海道だ!

メモリアルパークで休憩

とはいえ、やはり暑かったので1時間くらしてもう一度休むことにしました。この旅恒例の公園水浴びタイムです。

立ち寄ったのは雨竜町の「メモリアルパーク」です。何がメモリアルかは知りません。

広い芝生や綺麗なトイレがある良い公園でした。

水が冷たかった

北竜町 ひまわりの里

再び1時間くらい進んで、北竜町に着きました。

ひまわりの里」を見物します。

サイクルラックがありました。他にも自転車で来てる人がいました。

屋根付きのフードコートがありました。シーズンということもあって多くの人で賑わっていました。

ひまわりの迷路と展望台に行きました。ひまわり畑は想像以上の広さで迷路をゴールするのは諦めました。

暑さのためか、ひまわりが少しぐたっとしていましたが圧巻の光景でした。

歩き回ったあとは再びフードコートに戻り、うどんを食べてから15時過ぎに出発しました。

留萌までの長い道のり

ここから日本海沿いを目指して進むのですが、その入り口である留萌までの40kmほどの道のりが非常に長かったです。

気温も高く、疲労が溜まってきていましたが気力を振り絞ります。途中コンビニなども無かったので、道の脇で休みを入れながら進みます。

17時ごろにようやく日本海に出ました!

もう日がだいぶ低い位置にあります。天気が良かったので今日は日の入りを見ようと思いました。

今日泊まる予定の小平町望洋台キャンプ場はフリーサイトの予約ができないため、入れるか不安でした。念の為電話で確認してみるとフリーサイトが埋まることはほとんどないとのことで安心しました。

日の入りは18時半ごろだったので、間に合うように近くのコンビニでごはんを調達して早足でキャンプ場に向かいます。

本州でも内陸ばかり走っていたので、海沿いを走る新鮮さで疲れが吹き飛びました。

小平町望洋台キャンプ場到着

キャンプ場は小高い丘の上にあり、登るのが少し大変です。

キャンプ場までの坂。下に温泉施設が見える。

日の入りを見るために残った力を振り絞ります。

このあと麓の温泉に入って再びこの坂を登ることになるのでした、とほほ、、、

18時を少し回ったころ到着です。坂を登りきってすぐに受付があったので済ませます。

フリーサイトはさらに奥の方にあるので進みます。

その途中に見えた景色がこれ。何というロケーションだ!

フリーサイトに着きました。海は目の前です。

素早くテントを設営し、日が落ちて暗くなる前に急いで夕食を食べてしまいました。カレー飯など簡単なものです。そうして日の入りを待ちます。

徐々に日が水平線に消えていきました。

キャンプ場にはコインランドリーがあったのですが、備え付けの洗剤が無く、松島で洗剤を盗まれていたのでこの日の洗濯は諦めました。

小平町総合交流ターミナル ゆったりかん

さっき登ってきた坂を下って、麓にある温泉施設「小平町総合交流ターミナル ゆったりかん」へ行きました。

営業時間の終わりが近かったためか、多くのお客さんが詰めかけていました。あまりに混んでいたのでさっとお風呂に入ってすぐ出てきました。

無料のアイスキャンディサービスが嬉しかったです。

またあの坂を登ってキャンプ場に帰ります。汗をかかないように省エネで漕ぎます。

草むらからキツネが飛び出してきました。

辺りはすっかり暗くなっていました。

麓の明かり

明日も朝が早いのでさっさと寝袋に入ります。

近くのテントで家族が人狼ゲームをやっているのを聞きながら眠りにつきました。

感想

病み上がりで長い距離を漕げるか不安でしたが、無事ゴールできました。

札幌を出てから大きな建物が無いので、空が広くて青くて素晴らしいです。

そしてキャンプ場のロケーションが最高で、北海道に来て良かったと思いました。

明日は天塩町まで走ります。最北端が近づいてきました!次回もお楽しみに!

【8・9日目 八戸〜苫小牧〜札幌】東日本縦断サイクリング

今日は東日本縦断サイクリング8日目、八戸から札幌までの旅路を振り返ります。ついに北海道上陸です!!

昨日で八戸までたどり着きました。詳しくは前回の記事で書いてます。

走行距離やルート、日程などはこちらで紹介しています。

持ち物はこちらで紹介しています。

かかった費用はこちらで解説しています。

【Stravaデータで紹介】ルート・走行距離・獲得標高

8日目は八戸の快活クラブからフェリーで北海道の苫小牧に渡り、札幌を目指します。この日のゴール地点は札幌の快活クラブです。

【振り返り】

ここから時系列順に旅を振り返ります。

起床、ムツ湊駅前市場へ

今日は8:30ごろにフェリーに乗ります。その前に5時に起きて朝市に向かいます。昨日夜更かししてしまったので睡眠が足りていなかったかも。

ムツ湊駅前市場に来ました。自転車は駅を挟んで市場と反対側にあった駐輪場に停めました。

市場にはたくさんのお店が入っていました。ここで買ったものを奥のテーブルで食べられるのですが、そこでは白米と味噌汁も売っています。つまり、手作り海鮮丼が作れるのです!

ヒラメの刺身や山くらげ、塩辛などを買いました。もう1つ刺身を買ったのですが、名前を忘れてしまった...

全部安い!下の写真全部で1180円ですよ。

朝からたくさん食べて満足です。

フェリー乗り場に向かいます。途中通った橋から見る景色が綺麗だったな。

フェリー搭乗、いざ北海道へ

フェリーは2等自由席を予約しました。

バイクに続いて他のお客さんより先に搭乗できます。

苫小牧まで8時間ほど。これだけ長い時間船に乗ったのは初めてでした。

船内はこんなかんじ。

部屋でゴロゴロしたり外で景色を見たりしてからお風呂に入ることにしました。

海を見ながら船の上でお風呂に入るのは不思議な気分でした。船の揺れに合わせて湯船のお湯が大移動するのが面白かったです。

お風呂を出て甲板に立っていると気持ちが悪くなってきました。船酔いでしょうか、熱中症でしょうか。はたまた昨日夜更かししたのが悪かったのか。とにかく残りの時間は部屋でじっとしていました。

このときすでに体調不良の兆しが見えていました。

北海道上陸!あれ意外と...

なんだかんだ船旅を終え、ついに北海道に上陸しました。あれ、意外と暑い。

先ほどの気持ち悪さも残っていましたが、コンビニでエネルギー補給してから出発します。

すでに時刻は16時でしたが、今日は札幌まで55kmほど漕ぎます。

苫小牧で宿泊するか、札幌まで行くかはずっと迷っていました。苫小牧にいい宿泊場所が無かったことや、後半に余裕を持たせたかったので札幌まで行くことにしました。

振り返ってみるとちょっと無理があったかな。

苫小牧から新千歳空港の横を通って札幌を目指します。

道幅は広く、余裕を持って走ることができました。

新千歳空港を通過してすぐに、パニアバッグを装備した自転車旅の人に遭遇しました。私より年上ですが、若い方でした。滋賀県から飛行機で新千歳まで来たそうです。北海道は何回か来ていて、オロロンラインはおすすめだと教えてくれました。ますます楽しみになってきました。

登山装備も持ってきていて、帯広に行ってから大雪山に登るそうです。とてもアクティブです。今日は近くの温泉に入って、その辺の公園で寝ると言っていました。とてもストロングです。

こんなところで自転車旅仲間に出会えるなんて嬉しくなりました。

そして体調に異変が

この人と少し一緒に走って別れを告げたときには日が落ち始めていました。

まだ札幌まで30kmくらいあります。遠いな、と心が弱っていましたが、どうやら体も弱っていたようです。悪寒がします。これは絶対、発熱してます。

絶望です。近くに泊まれそうな場所もありません。札幌の快活クラブまで走るしかありません。

一度コンビニで休憩し味をほぼ感じないスムージーを流し込みました。そして力を振り絞って進み始めました。辺りはすっかり暗くなっていました。

できるだけ平坦なルートを検索したせいか、大通りから少し外れて車通りがほとんどない道を走っていました。横は森です。キツネが飛び出してきました。これが北海道か、と関心する元気もなく無心でペダルを回します。

満身創痍で札幌へ

なんとか札幌に到着しました。今日泊まるのは「快活クラブ 札幌清田店」です。近くの薬局でゼリーや薬を買ってから行きました。

鍵付き個室に入るなり、荷物を置いて横になりました。着替えなどする元気はありません。とにかく今は眠りたいのです。

寝袋に入ってブルブルと悪寒がする体を温めて眠りにつきました。

1、2時間ほどしてでしょうか、目を覚ましました。先ほどよりは少し体が楽になっていましたが、まだしんどいです。さっとシャワーを浴びにいってから再び眠りにつきました。

こりゃ明日は走れないわ。諦めて明日もここの快活クラブで休むことにしました。

ということで8日目は北海道に上陸し札幌まで進みましたが、9日目は札幌にステイすることになったのでした。

一晩明けて体調がだいぶ体が楽になったので、近くの店で体温計や栄養食品を買いました。朝は快活クラブの無料トースト、昼はうどんを食べました。

熱も下がったので、明日は様子を見ながら旅を再開することにしました。

感想

まさかこのタイミングで体調不良になるとは思っていませんでした。旅程が1日遅れてしまったので最終日に礼文島に行けなくなってしまいました。

とても残念ですが、思い通りにいかないのが旅というもの。完璧を求めると旅はあまり楽しくなってしまうのではないでしょうか。

限られた時間とお金のなかで自分なりに考えて進んでいく。これを楽しむことができればどんな旅でも素敵な思い出になるはずです。体調不良はしんどいけど!!

元気になったので、明日からは北海道を満喫するぞー!

【7日目 盛岡〜八戸】東日本縦サイクリング

今日は東日本縦断サイクリング7日目、盛岡から八戸までの旅路を振り返ります。ついに本州編が終了します!

昨日で石巻から盛岡までたどり着きました。詳しくは前回の記事で書いてます。

走行距離やルート、日程などはこちらで紹介しています。

持ち物はこちらで紹介しています。

かかった費用はこちらで解説しています。

【Stravaデータで紹介】ルート・走行距離・獲得標高

7日目は盛岡の快活クラブから八戸を目指します。この日のゴール地点は八戸の快活クラブです。

【振り返り】

ここから時系列順に旅を振り返ります。

八戸へ向けて出発

さあ、今日は本州を走る最後の日です。正確には北海道に渡るのは明日ですが。

6時半に盛岡の快活クラブを後にします。

今日の走行距離は130kmと昨日に引き続きハードぎみ。それでも北海道ではこんな暑さとはおさらばだとやる気を出します。

4号の上り坂

今日の難所は国道4号の上り坂です。国道4号は東京から青森まで続いているすごい道です。

その4号の最高地点が今日通る十三本木峠です。標高は458mですが、けっこうしんどいです。

自然を感じて結構楽しい道でした。

途中2回コンビニ休憩を挟んで、十三本木峠を登りきりました。コンビニで応援してくれたおばあちゃん、ありがとう。

ここからは下っていきます。

途中から道が凸凹のうえ、大型のトラックが多く走っていたので怖かったです。

道の駅 さんのへ

すでに100km近く走って正午を迎えました。「道の駅 さんのへ」で昼ごはんにします。

この日はここ数日で1番暑かった気がします。早足で建物に入って涼みます。

絵本で有名な11匹のねこが出迎えてくれました。

じょみジュースとかけめし丼定食をいただきました。じょみ(別名ガマズミ)は酸っぱくてポリフェノールいっぱいです。かけめし丼には青森シャモロック(青森の地鶏)が使われていました。

道の駅の隣にミニストップがあったので、アレを食べてしまいました。

パイナップルのハロハロ

八戸到着

十三本木峠も越えてあとは下り基調の道を行くだけ...と油断していました。最後の30kmはStravaの高低差グラフではわかりにくいですが、細かいアップダウンがいくつも続きます。勾配もなかなか急です。

照りつける太陽とコンクリートからの熱気も相まって本当に嫌になりました。八戸目前で簡単にゴールはさせてくれません。

心を無にして進み続けました。そういえばこの旅では休憩スポットを除いて途中で足を着くことはありませんでした。根性です。

そしてついに八戸に着きました。時刻は15時。

まずは涼んで休みたかったので、本日の(本日も)宿、「快活クラブ 八戸沼館店」に行きました。とりあえずシャワーを浴びて、1時間ほど仮眠をとりました。

16時ごろに目覚めましたが、八戸の情報を何も知らないことに気づきました。パソコンで調べてみると、蕪嶋神社に行ってみたくなりました。

ごはんはやはり、海鮮が有名なようで夜ごはんは海鮮にしました。朝市もあるそうで、明日の朝に行くことにしました。

まだ外は暑かったですが、蕪嶋神社に向かって少しだけ走ります。

蕪嶋(かぶしま)神社

蕪嶋神社はいい場所でした。

ちょこんと海に突き出た場所に神社がどんと構えてあり、遠くから見ても迫力がありました。

神社の麓は綺麗に整備されていて、売店や公園、海水浴場がありました。

蕪島は海猫の繁殖地で、時期によっては大量の海猫が島を埋め尽くすそうです。すごい景色ですので気になる方は調べてみてください!

晩ごはん、バクダン丼とサバ漬け丼

今日も頑張ったので夜ごはんは贅沢しました。

日本の味俵屋&しんぶんカフェ」でバクダン丼とサバ漬け丼のセットを食べました。

豪華でしょ。うますぎて笑いが出ました。

ふやかして食べるせんべい汁も美味しかったです。

ごはんを終えて、快活クラブに戻ります。本州のゴールを迎えたためか、油断して11時まで夜更かししてしまいました。ずっとDr.stoneを読んでいました。

感想

ちょうど1週間で本州のゴールまで辿り着きました。やっぱりきつかったのは暑さでした。ですが、ここまでこれたことに自信がつきましたし、北海道でも頑張れそうです。

明日は朝からフェリーに乗って、ついに北海道に上陸します!お楽しみに!

【6日目 石巻〜平泉〜盛岡】東日本縦断サイクリング

今日は東日本縦断サイクリング6日目、石巻から盛岡までの旅路を振り返ります。途中平泉を経由して行きました。

昨日で仙台から石巻までたどり着きました。詳しくは前回の記事で書いてます。

走行距離やルート、日程などはこちらで紹介しています。

持ち物はこちらで紹介しています。

かかった費用はこちらで解説しています。

【Stravaデータで紹介】ルート・走行距離・獲得標高

6日目は石巻の快活クラブから盛岡の快活クラブを目指します。平泉を経由して行きます。この日のゴール地点は盛岡の快活クラブです。

【振り返り】

ここから時系列順に旅を振り返ります。

出発

5時前に石巻の快活クラブを出発します。昨日は走る距離を短くしたので、今日はそのぶん走ります。160km超えはこの旅最長距離です。

快活クラブ出てからは雨が降ったり止んだりしていました。今日の中継地点である中尊寺までは80kmくらいあります。長すぎる、、

しかし北上川沿いの土手は車も少なく、まっすぐな道が続いていたので快適にスピードを出せました。

50kmを2時間ほどで走ったところで一度コンビニ休憩にしました。

ファミマのフラッペは美味しいです。

中尊寺到着

そこから20km進んで中尊寺に到着しました。まだ9時前です。駐輪場を見つけたので自転車を置きました。

昨日の反省を踏まえて、日用品もリュックに詰めて観光します。

まずは月見坂と呼ばれる、なかなか急な坂を登ります。

敷地内にはたくさんの建造物がありました。残念ながら金色堂は撮影禁止です。

昼ごはん、夢乃

朝からたくさん動いてお腹が空いたので、まだ10時半でしたが昼ごはんにしました。

Googleマップを見て美味しそうだった「夢乃風」に行きました。

別館のようなところへ案内され、注文したのはお餅とわんこそばのセット。あとホルモン焼き。お腹が空きすぎていました。

このお餅が美味しすぎて感動しました。味はずんだ、あんこ、ごまだったかな。そばとホルモンも最高でした!

このあと盛岡まで登り基調の道を70km走らなければいけないことに絶望していたのですが、夢乃風さんのおかげで立ち直りました。

道の駅 石鳥谷

平泉を出てから一度コンビニ休憩を挟み、ひたすら進みました。60kmくらい進んで着いたのは「道の駅 石鳥谷」(読み方はいしどりや)。

時刻は14時。暑さのピークを迎え、心も体もボロボロでした。この道の駅に着くことだけを考えて漕いできました。

盛岡まであと25kmくらいでしたし、時間にも余裕があったのでゆっくり休むことにしました。

とにかくエネルギーを補給します。ごまどら焼きと酒アイスを食べました。酒アイスって珍しいですよね。アルコール量的に飲酒運転にはならないそうです。

やっぱ甘いものってうんめーな。

なんだかんだ1時間くらい滞在したでしょうか。外は相変わらず暑かったですが、意を決して出発します。盛岡へのラストスパートです。

盛岡到着、焼肉!冷麺!

なんだかひたすらにまっすぐな田んぼ道を進んで盛岡に着きました。

盛岡では冷麺を食べようと決めていました。

冷麺は焼肉屋で食べられることがわかったので、1人でも入れてお財布にも優しそうなお店を探しました。

訪れたのは「焼肉冷麺やまなか家 盛南店」。

まだ16時すぎだったのでお客さんは少なかったです。

焼肉のセットと冷麺を頼みました。うますぎる。

160km漕いできた体には沁みすぎる。

今度盛岡に来たらじゃじゃ麺も食べに行きたいな。

あとは本日の宿、いつもの宿、快活クラブに行くだけです。

快活クラブへ

盛岡には快活クラブが3店舗あるのですが、最初は店舗選びを間違えました。

もともと泊まろうとしていた盛岡大通店は、行ってみてから気がついたのですが、駐輪場が無かったです。アーケード街的なところにあるためです。

近くに停められそうな場所も無かったので、泣く泣く別の店舗に行くことにしました。これ以上漕ぎたく、ない、、

そんな私を励ますかのように空に虹が架かっていました。

個人的この旅ベストショット

結局、盛岡バイパス店に泊まりました。これも入店してからわかりましたが、店内にコインランドリーが無かったので外に洗濯を回しに行きました。

ほんとに今日は疲れたのでさっさと眠ります。

感想

なかなかハードなスケジュールでしたが、なんとかゴールに辿り着きました。美味しいごはんをたくさん食べられたのは最高でした。

だいぶ北上してきましたがそんなの関係なく暑いです。

明日は本州のゴール地点、八戸まで走ります。次の記事もお楽しみに!

【5日目 仙台〜松島〜石巻】東日本縦断サイクリング

今日は東日本縦断サイクリング5日目、仙台から石巻までの旅路を振り返ります。途中松島を経由して行きました。

昨日で福島から仙台までたどり着きました。詳しくは前回の記事で書いてます。

走行距離やルート、日程などはこちらで紹介しています。

持ち物はこちらで紹介しています。

かかった費用はこちらで解説しています。

【Stravaデータで紹介】ルート・走行距離・獲得標高

5日目は仙台の友達の家から石巻まで行きました。この日のゴール地点は石巻の快活クラブです。

【振り返り】

ここから時系列順に旅を振り返ります。

予定変更、松島へ!

昨晩、仙台の友人宅で今日の計画を立てていました。もともとは仙台を出たら、再び内陸へ入り込んで平泉へ向かい、中尊寺へ行こうと思っていました。

しかし地図を見ていると近くに日本三景・松島があることに気付き、行くしかないと思いました。

松島では遊覧船に乗りたかったです。しかし朝一9時の便に乗って、観光を急ぎ足で済ませても、中尊寺が閉まる時間には間に合わないと判断しました。

せっかくここまで来て遊覧船と観光は諦められないので、中尊寺は明日にします。

石巻にも行きたかったので、松島のあとは石巻に寄ってから内陸に入り、宿泊は大崎市古川の快活クラブにしようと決めました。

家に泊めてくれた友人に感謝を伝えて出発しました。

あらかじめ9時の遊覧船をネット予約していたので、8時半ごろにあっちに着いていればOKです。ゆったりと7時に出ました。

途中コンビニで朝ごはんを買って食べました。

松島まで25kmほどですが、ちんたらしすぎたので終盤は飛ばし気味で行きました。

松島到着、遊覧船へ

少し急いだおかげで予定通りの時間に松島到着です。さっそく自転車を置いて窓口で乗船券とコース案内図を受け取りました。

自転車は窓口がある建物の壁に立てかけて置いていいと言われました。

いくつか乗船コースがあるようでしたが、私が乗ったのは定番の「仁王丸コース」。

50分かけて松島湾をぐるっと回るコースです。

窓側の席に座れたので、松島の景色をよく見ることができました。

色々な形の島があって面白かったです。

おさかな市場でごはん

遊覧船のあとはごはんを食べることにしました。朝は少ししか食べていなかったのでお腹が空きました。

行ったのは「おさかな市場」。遊覧船乗り場から少し歩いたところにあります。

牡蠣小屋もありました。

マグロの寿司とあら汁をいただきました。

展望台で松島を一望

お腹もいっぱいになったので、次は松島を高いところから見てみたくなりました。

「松島四大観」と呼ばれる展望スポットが有名なようですが、少し距離があったので近くの場所を探しました。

見つけたのが「新富士展望台」。おさかな市場からさらに10分くらい歩き、坂を登ったところにあります。

1番上まで登った景色がこれです。

こう見るとホントにたくさん島がありますね。

続いて瑞巌寺と円通院へ

今度は少し坂を下って、「瑞巌寺」へ行きました。読み方は「ずいがんじ」です。読めません。

そのまま隣接した「円通院」に行きました。

緑が多くて落ち着く場所でした。紅葉の時期に来るのもいいですね。

松島三大橋

松島には有名な赤い橋が3つあります。1つずつ渡ることにしました。

透かし橋、五大堂

まず行ったのは、五大堂に渡るための「透かし橋」。

足元に隙間があるので、足を踏み外さないように注意が必要です。下は海です。

五大堂は海に突き出るように存在しています。人で混み合っていたのでさっと回って引き返しました。

渡月橋、雄島

続いて向かったのは雄島(おしま)に架かる渡月橋です。

ここは松島で1番良いと感じた場所です。のちにこの旅1番の苦い思い出になってしまうとは、このときは知りませんでした。

渡月橋は最初に自転車を置いていた遊覧船のチケット売り場から、少し離れていたので自転車で行きました。

近くに大きな駐車場があったので、端っこに自転車を停めました。お店や遊覧船乗り場から離れた場所のためか、ほとんど車は停まっていませんでした。

海沿いに公園があったので水を汲んだり、風に当たったりしてから橋に向かいました。

橋を渡って島に上陸します。

島の中はいくつも道が分かれていて、気の向くままにぐるっと散策しました。

かつて修行僧がこの島で修行をしたそうで、静かで神秘的な場所でした。

そして事件は起きる

雄島の観光を終えて駐車場に戻ります。

自転車は変わらずそこにありました。

しかし、、なぜかコンタクトのケースが近くに落ちています。パニアバッグの中のポーチに入れていたはずです。

観光に向かう前、貴重品などを取り出すときに落ちたのか?と考えたのですが、続いてパニアバッグを見て「やられた!」と思いました。

パニアバッグの閉め方が明らかに不自然なのです。自分の閉め方とは全く違います。

「これは盗まれた」と確信し、何が盗まれたか急いで確認します。

テントか?寝袋か?と、まずキャンプ道具の入った右側のパニアを見ます。テントや寝袋、エアマット、クッカーはそこにありました。

盗まれたのは調味料一式とカトラリーが入ったケースでした。「盗むのそれか」とつっこみたくなる気持ちもありましたが、キャンプ飯が作れなくなってしまうこと、何よりアウトドアスパイス「ほりにし」が盗まれたショックが大きかったです。

次に左側のパニアも確認します。

盗まれたのは、予備のコンタクト、コンタクト洗浄液、歯ブラシ、歯磨き粉、虫除け、日焼け止め、シャンプー、耳栓といった日用品盛りだくさんでした。

コンタクト高いんやぞ!歯ブラシ盗むなんて変態やん!などと怒っていましたが、これらは2つのポーチにまとめて入れていたのでごそっといかれました。そのときに先ほど見つけたコンタクトケースが落ちたようです。

日焼け止めもこの旅で新しく買ったものだったので腹立たしいです。

パニアバッグに蜘蛛が侵入していてさらに嫌な気持ちになりました。

しばらくその場で「マジかー、マジかー」と狼狽えていました。自転車を置いたときから狙われていたのかも。警察に連絡するか?とも考えましたが、貴重な旅の時間がもったいないと思ったのでやめました。

幸い盗まれたものたちの多くはすぐに買い直せるものたちばかりでした。パニアバッグごと盗まれなくて良かったです。

次から観光するときは日用品も持ち歩くと決めました。

予定変更

当初は松島を出てから石巻に寄り、大崎市古川の快活クラブで宿泊という予定でした。

これから70km漕がないといけません。盗まれたショックでこの距離を漕ぐ元気は、そのときの私にはありませんでした。

石巻にも快活クラブがあることがわかったので、今日は石巻でゴールにすることにしました。

福浦橋、福浦島

とりあえず松島三大橋の残りの1つ福浦橋に行きました。

福浦橋は3つの橋の中でも長さが圧倒的で、渡るのにお金がかかります。島も大きいです。

今度は自転車は人通りが多くて目立つような場所に置きましたが、また盗まれるのではないかという不安があったので福浦橋の観光は早足で終わらせました。

ちょうど自分と同じ場所にロードバイクを停めていた男性が福浦島から帰ってきたので、自分が盗難に遭ったので注意したほうがいいと伝えました。その方はこれから雄島に行く予定だったようで、どうするか迷っていました。

サクッと福浦島を回って14時ごろに松島を発ちました。

石巻

石巻では「みやぎ東日本大震災津波伝承館」と「石巻市震災遺構 門脇小学校」に行きたかったのですが、時間的にどちらか一方しか行けそうになかったので門脇小学校に行きました。

石巻に着いたのは16時ごろでした。

門脇小学校では震災の被害状況がそのまま残してあり、中を歩いて回ることができます。

地震発生時や小学校からの避難の様子が生々しく語られていました。

門脇小学校のあとは、少しだけ「石巻南浜津波復興祈念公園」に立ち寄りました。

12年前に大地震津波に襲われたとは思えない、とても静かな時間が流れていました。

夜ごはん、いしのまき元気市場

今日は観光で歩き回ったり、盗難に遭ったりしてとても疲れました。

夜ごはんはうんと美味しいものを食べようと思いました。門脇小学校でもらった石巻の観光ガイドでお店を探しました。

選んだのは「いしのまき元気市場」。1階に土産店、2階に食事処があります。

サイクルラックがありました。

メニューが豊富で迷ったので、2つ頼みました。

海鮮がめっちゃ美味しかった!

お腹もいっぱいになったので、本日の宿「快活クラブ石巻中里店」に向かいます。

あ、盗まれたものを買い直すためにその前にドラッグストアと百円ショップに寄りました。日焼け止めや歯ブラシ、カトラリーなどを買いました。調味料は揃えるのが面倒くさかったので、北海道のキャンプでは調味料無しで作れるごはんを作ることにしました。

今日は短めの距離で切り上げたぶん、明日はたくさん走ります。快活クラブに着いたらシャワーを浴びてさっさと眠ってしまいました。

感想

松島には目が癒される景色がたくさんありました。

盗難に遭うとは思いませんでしたが、これも旅の思い出と飲み込むことにしました。

そして石巻。震災があったとき、小学校低学年だった私は校庭でレクリエーションをしていました。埼玉の小学校の校庭でもかなり揺れを感じたのを覚えています。石巻や門脇小学校がそのときどんな状況だったのか、そこにいる人々が何を考えていたのか、今日石巻に来てほんの少しだけ知ることができました。

海鮮をたくさん食べて幸せな日でした!海はいいなー(埼玉県民の憧れ)

次回は石巻から中尊寺、そして盛岡までの1日を振り返ります。本州の旅も後半です。お楽しみに!

【4日目 福島〜仙台】東日本縦断サイクリング

今日は東日本縦断サイクリング4日目、福島から仙台までの旅路を振り返ります。

昨日は郡山から磐梯吾妻ラインを通って福島にたどり着きました。

詳しくは前回の記事で書いてます。

走行距離やルート、日程などはこちらで紹介しています。

持ち物はこちらで紹介しています。

かかった費用はこちらで解説しています。

【Stravaデータで紹介】ルート・走行距離・獲得標高

4日目は郡山の快活クラブから仙台を目指します。この日のゴール地点は仙台の友達の家です。

【振り返り】

ここから時系列順に旅を振り返ります。

仙台に向けて出発

5時に起床し、6時前に快活クラブを出発します。昨日は標高1600m超えの磐梯吾妻スカイラインを登るタフな1日でしたが、起きてからあまり疲労は感じませんでした。

快活クラブを出てすぐのコンビニで朝ごはんを食べます。

空の青さが気持ちいい朝です。

阿武隈川を北上

今日は仙台に向けて下り基調のルートです。阿武隈川に沿って北上していきます。

どんどん山の中に入っていきます。はじめは向かって川の右側を走っていました。木々が登ってくる太陽の日差し遮ってくれるため、そこまで暑さを感じませんでした。

途中右側の道はルートから大きく外れてしまいそだったので、橋を渡って川の左側を走りました。

いくつかトンネルをくぐって、時刻は8時過ぎ。流石に暑くなってきました。

40キロ地点の角田市のコンビニで休憩します。

この旅でお世話になったハロハロ

また公園で水浴びしたり、コンビニで休憩しながらノロノロと仙台を目指します。

12時仙台到着

正午に仙台に到着しました。さっそく駐輪場に自転車を置いて仙台観光に繰り出します。

さっそく七夕の飾りが目に入ってワクワクしました。

仙台観光

まず向かったのはずんだシェイクのお店「ずんだ茶寮」。駅の中の店舗に行きました。

ずんだシェイクは癖になる美味しさでした!

仙台七夕祭り

続いて七夕祭りを見て回ります。

いくつもの商店街の上空に七夕飾りが溢れていてすごい迫力でした。

途中ベンチに座って休憩していたら、ご老人に話しかけられ、これからの旅を応援してくれました。他の東北の夏祭りもおすすめされたのでいつか行ってみたいなー。

さて、今晩は高校の同級生の家に泊めてもらう予定です。今日は平日で友人も夕方まで仕事をしているので合流まで時間を潰すことにしました。

カプセルホテルに併設された温泉施設に行ったり、ビルの展望台から街を見下ろしたりしました。

牛タン

19時ごろ、仕事を終えた友人と合流しました。一度家に荷物を置き、洗濯をさせてもらってから夕食へ行きました。

この友人とは高校の部活で一緒でした。今年から働き始め、仙台勤務になったそうです。

夕食は仙台名物、牛タンです。友人宅から近くにあった「牛たん炭焼 利久 東口分店」に行きました。

がっつりと肉を食べたのが久しぶりだったので、最高でした。友人もこっちに来てから牛タンを食べてなかったみたいで美味しいと言っていました。

帰りにコンビニで友人におすすめされたスイーツを買って帰りました。その名も「ミルクもこ」。今まで見たことなかったんですけど、東北限定なんですかね?もちもちしてて美味しいです。

ということで友人宅に戻り、横になってくつろいでいると知らぬ間に眠りについていたのでした。

久しぶりに「家」で寝て体力を回復することができました。持つべきは友ですね。

感想

仙台までの阿武隈川沿いの道は自然を感じられてよかったな。

ずっと行ってみたかった仙台に、それも七夕祭りの時期に来れたことは何より嬉しかったです。

友達曰く、仙台は海鮮が美味いそうなのでまた来たときは食べたいです!

次回は仙台から松島を経由して石巻までの旅路を振り返ります。この旅における一大事件が起こった日でございます、、お楽しみに!?

【3日目 郡山〜磐梯吾妻スカイライン〜福島】東日本縦断サイクリング

今日は東日本縦断サイクリング3日目、郡山から福島までの旅路を振り返ります。

昨日は那須塩原から郡山まで走りました。詳しくは前回の記事で書いてます。

走行距離やルート、日程などはこちらで紹介しています。

持ち物はこちらで紹介しています。

かかった費用はこちらで解説しています。

【Stravaデータで紹介】ルート・走行距離・獲得標高

3日目は郡山から磐梯吾妻スカイラインを通って福島を目指します。この日のゴール地点は福島の快活クラブです。

【振り返り】

ここから時系列順に旅を振り返ります。

1600mに挑む

朝4:30起床。郡山のネットカフェを出発します。コンビニでパンを買って朝食。これから行く道はコンビニが皆無なので2Lの水も買ってパニアバッグに詰め込みます。

あれが今日超えて行く山たちか

さて前回の記事で書いたように、今日のゴールは福島ですが、少し遠回りして磐梯吾妻スカイラインを走ります。

最高標高は1622m。スタートの郡山が200mくらいなので1400mくらい登ることになります。

これだけ登った経験はかつて無かったですが、高地の絶景を楽しみに出発します。

まずは母成グリーンラインを走って一気に1000mくらいまで登ります。

母成グリーンライン

出発してから1時間ほどで傾斜がきつくなってきました。何も無いのどかな道を進みます。

7:30ごろ八幡清水に立ち寄ります。山の湧き水がパイプを通してものすごい勢いで流れています。

近くは道幅が広くなっているので、車が停められそうです。

色んな太さのパイプから水が流れ出す

この水は冷たくて最高でした!頭から水をかぶってかなりの登りを進んで熱くなった体を冷やします。ボトルにも汲んで行きました。

何人か地元の人が車で汲みに来ていました。

母成峠展望台到着

8時ごろ母成峠の展望台に着きました。

その直前にロードバイクに乗ってすごいスピードで私を抜いて行ったおじいちゃんがいました。展望台で再び会いました。

かなりのご年配のようですが、世の中には超人がいるものだと驚きました。

母成峠は戊辰戦争において重要な戦いが行われた場所だそうです。

石碑がありました。

展望台をぐるっと回り、休憩している超人ライダーに挨拶して出発しました。

いざ1600mへ

8時ごろに母成峠を後にして、いったん900mから700mくらいまで下ります。下った先には町がありました。そのあとは一気に1600mまで登ります。

マイペースに気負うことなく登って行きます。途中でエネルギー補給しました。着実に空へ近づいていきワクワクして疲労にも耐えられました。

そしてついに磐梯吾妻スカイラインの入り口へ!

磐梯吾妻スカイラインを走る

ここからはいくつも名所が続きます。

まずは見晴らし最高の展望台。写真以外の展望スポットもいくつかありました。

そして、、なんだあれは!

前方にこれまでの緑一色とは明らかに異なる景色が見えてきました。

ついに、1622m到着です。パニアバッグ抱えてよく登ってきた。自分を褒めたいです。

浄土平の圧倒的な景観

浄土平磐梯吾妻スカイラインの中間地点、標高1600mに位置するスポットです。広い駐車場があり、レストランや売店、観光案内所は多くの人で賑わっていました。自転車で来ていた人もちらほら。10時半ごろ到着しました。

周囲には浄土平湿原や吾妻小富士、一切経山など自然が溢れています。

とりあえず、、何か食べます!

露店で売っていた桃のスムージーが美味しそうだったので買いました。

そういえば、高所のためか暑さはいくらかマシだった気がします。

浄土平湿原を探索

とりあえず湿原の方に行って見ることにしました。木道が整備されていて歩きやすかったです。

木道は遠くまで続くものもありましたが、時間がかかりそうだったので近場を一周するルートにしました。

雄大な自然を感じることができる最高の時間でした。

吾妻小富士を登る

湿原のウォーキングから引き返して、次は吾妻小富士に登りました。吾妻小富士は標高1707mで、浄土平の駐車場から横断歩道を渡ると登山階段に行くことができます。

自転車で1600m登ってきましたが、ここからもう少し、今度は徒歩で登ります。

10分ほど登ってたどり着いた山頂の景色がこれです!火口がデカい!!巨大な蟻地獄のよう。

ぐるっとお鉢巡りをしました。時計周りが推奨されていたので、それに従いました。

地面は砂利のようで傾斜が急な場所もあったので、足が取られないように注意しました。

進むごとに火口の異なる部分が見れたり、山下の景色も変わったりするので楽しいです。

途中、お母さんと子ども2人が写真を撮ろうとしていたので、声をかけてカメラマンになったりして一周を歩き終えました。ここまで動き回っていましたが、ここまで登ってきた達成感からかあまり疲労は感じませんでした。

再び駐車場まで下り、売店で売っていたさるなしジュースと朝ごはんの残りのパンで補給してから浄土平を後にします。時間は12時半。2時間くらい滞在したみたいです。

さるなしはキウイの仲間だそうです。

山を駆け下りる

「日本のアリゾナ」にふさわしい山肌を見ながら下り始めます。

途中、展望スポットに寄りながら1600mを一気に駆け下ります。

なかでも圧巻の景色だったのは、不動沢橋。空に架かる橋といった様子でした。

なんだかんだ寄り道をしながらも、1時間かからずに標高100mくらいまで下ってきてしまいました。登るときはあんなに時間がかかったのに笑

ブレーキを握り続けたせいで手が疲れました。

標高が下がり、時間も13時半ごろでめちゃくちゃ暑かったです。

福島では桃が買いたいと思っていたので、「JAふくしま未来 農産物直売所ここら吾妻店」に寄りました。

桃ジュースを飲んで、家族に送る桃を買いました。

今日はここまでちゃんとしたごはんを食べてなかったので、ラーメン屋に行きました。「めんや薫寿」であっさりラーメンをいただきました。

このあとチャーシューも追加した

ラーメン屋を出て、16時ごろには本日泊まる「快活CLUB福島北店」に到着しました。

福島市には快活クラブが北と南に2つありますが、磐梯吾妻スカイラインから下って近くにあった北店を選びました。

夜はそーめんを食べました。

おそらくこの旅で1番のハードワークを終えて早めに床に着きます。

幸い明日の道は下り基調で距離も80km程度。昼ごろに仙台に着いて七夕祭りを楽しむ予定です。

感想

まずは1600mを登れたことに大きな達成感を感じました。頑張って登った山頂の景色は格別で、登ってよかったと思います。

もともと計画になかった今日のチャレンジでしたが、なんとかなるものですね。

明日は福島から仙台までの道中と、七夕祭りをはじめとする仙台観光について書きます。お楽しみに!