今日は東日本縦断サイクリング2日目、那須塩原から郡山までの旅路を振り返ります。
昨日で埼玉から那須塩原に足を進めました。詳しくは前回の記事で書いてます。
走行距離やルート、日程などはこちらで紹介しています。
持ち物はこちらで紹介しています。
【Stravaデータで紹介】ルート・走行距離・獲得標高
2日目は那須野が原オートキャンプ場から郡山を目指します。この日のゴール地点は郡山の快活クラブです。
【振り返り】
ここから時系列順に旅を振り返ります。
起床、そして出発
昨日の昼間の暑さを経験して、今日はできるだけ早朝に走ろうと考えていました。
そのため4時半に起床し、朝食をとりました。
朝は簡単にコーヒーとカップラーメンです。まだ薄暗いなか、イヤホンで「霜降り明星のオールナイトニッポン」を聴きながら食べました。このラジオは僕の生きがいの1つです。
まだ周囲のファミリーが起きないうちに朝食を食べ終えて撤収作業をします。
なんだかんだ撤収に時間がかかってしまい、出発したのは6時でした。辺りはすっかり明るくなっていました。
那須塩原を出てすぐの道は幅が広くて走りやすかったです。
この日のライドは80kmと昨日よりいくらも楽です。
少し登り坂もありましたが、記憶に残るほどの難所はありませんでした。
2回のコンビニ休憩ではミニストップでハロハロを、ファミマでフラッペを買いました。この2つには今回の真夏の旅では幾度もお世話になりました。
10時、暑い
気づいたら55km進んで、もうゴールも近づいてきました。このまま漕げば午前中には郡山に着いてしいます。
しかし、暑い!昨日と同じで10時ごろになると暑さがきつくなってきます。ちょっともう漕ぎたくない。
そこで探すのは公園です。Googleマップで見つけた「不時沼公園」に立ち寄ります。
水浴びして、日陰で休みます。小一時間ほど休んでしまいました。
回復して郡山に向かって再出発します。
郡山に到着、昼飯はつけ麺
相変わらず刺されるような暑さでしたが、12時半ごろには郡山に到着しました。
ちょうど良い時間だったのでお昼ご飯にすることにしました。郡山出身の知人が教えてくれたラーメン屋「自家製麺 じゃじゃ。」に行きました。
つけ麺を注文。濃いめの味で体に沁みました。
早めのゴール。快活クラブで涼む
昼食を食べ終わってまだ13時。もう郡山に着いてしまい、この後どうしようか考えました。
予定変更でもっと先に進むか、それとも郡山をぶらぶらするか。
しかしどの選択肢も外の暑さを前に消え去ってしまい、結局今日の宿である快活クラブにさっさと行くことにしました。
郡山には快活クラブが2店舗あります。南と北に1つずつ。麺屋に近い北側の「快活クラブ郡山桑野店」にしました。とにかく暑くてこれ以上漕ぎたくない笑
シャワーを浴びて料金の安い飲み放題カフェで休憩し、夜は鍵付き個室に移動しました。
夜ご飯はそのまま快活クラブで食べました。ネットカフェのごはんって、なぜかめちゃくちゃ食べたくなりますよね。
真夏の旅のジレンマと突破口
今日走っていて思ったことがあります。それはできるだけ涼しい早朝に走ろうとすると、お昼ごろには目的地に着いてしまうこと。でもそれ以上の距離を走るのは暑くて厳しいこと。着いた町で涼むのにもお金がかかってしまうこと。今日もネットカフェに半日以上いたので、3,4千円は使ってしまいました。こうした相反する悩みにぶつかりました。
そして明日の予定は福島まで50kmぽっち。今日よりも早くゴールしてしまいます。
何か良い解決策はないかと、ネカフェのパソコンをいじっていると福島の観光サイトで見つけたのが「磐梯吾妻スカイライン」。最高標高約1600mの道を走れるようです。これだけの標高なら昼でも多少涼しいかもしれないと思い、行ってみようかとさらに調べました。
なんでも森林限界と硫黄ガスによって荒涼とした風景は「日本のアリゾナ」と呼ばれているそう。この写真を見て、行くしかないと思いました。
福島までたった50kmの旅程が急に、90kmへ距離を伸ばし、1600mのクライムへと変貌しました。
パニアバッグを持ってこれだけの標高を登れるか不安でしたが、それよりも偶然面白そうな道を見つけた喜びと、やってやろうという気持ちが溢れてきました。
昼間の暑さと時間潰しを標高の力を借りて解決しようとしたわけです。
そうと決まったら明日に備えて早く眠ろう。10時に就寝しました。明日も4時半起きです。
感想
キャンプ場でまだ辺りが静かなうちに食べる朝食は特別があると思いました。あと早く起きてもテントやその他道具の撤収な思ったより時間がかかるので、少し出発は遅くなってしまいますね。
そしてやはり昼間は暑い。紹介したコンビニのスイーツが救いとなっていました。
今回のように計画に無かったルートを走ることも旅の醍醐味。ワクワクしました。
次回は郡山から話題にあげた磐梯吾妻スカイラインを通って福島まで行った1日について書きます。お楽しみに!!